心理療法室について
はなこみちでは、日常場面での生活訓練や活動体験などに加えて、専任の心理士による心理療法室での個別のセラピーによって、子どもの自立に必要な心のケアを行っています。
セラピーは、不登校や様々な不適応、被虐待体験など、心理的援助が強く求められると考えられる子どもに対して実施されています。カウンセリングやプレイセラピー、箱庭療法を中心に、それぞれの子どもに合った心理療法が行われます。
カウンセリング
遊ぶことを通したやりとりよりも、言葉でのやりとりの方がふさわしいと思われる子どもに対しては、お話しの中で自分を表現することを目的としたカウンセリングが行われます。
子ども自身が困っていることや話したいことなどについて、丁寧に話し合っていきます。
プレイセラピー
言葉でのやりとりよりも、遊ぶことを通したやりとりの方がふさわしいと思われる子どもに対しては、遊ぶことを通して自分の心を表現するプレイセラピーが行われます。
プレイルームには様々なおもちゃが用意されており、子どもはそれらのおもちゃを使って自由に自分の心の中の世界を表現することができます。
箱庭療法
砂箱の中に入れた砂と様々な種類のミニチュアを使って砂箱の上に箱庭作品を作ることによって、自分の心の中の世界を自由に表現することができる心理療法です。
箱庭制作では、言葉ではどう表現したらいいのかわからないようなことを表現することができます。